梅雨入り

例年より１０日以上はやい梅雨入りに驚いてるんやけど。

今にも雨が降り出しそうな空模様やから、急いで夕方の散歩に出かけたん。散歩大好きゾーイは曇り空をも吹き飛ばすような笑顔を見せて大はしゃぎ。

ハイ、いつものコマンド練習ね。見てこの嬉しそうな顔。オヤツを見せるとこんなに素敵な笑顔を見せてくれるゾーイ。それでは「ツイテ」、「スワレ」

ちゃんと私の指示通りに私の左側に着いてお坐りするゾーイ。次は「フセ」

イイね～。イイね～。反応が速くて良いですョ～。笑顔も良いですョ～。次はまた「スワレ」

おお～！フセやスワレは完全に理解してるん。オヤツひとつでこんなに張り切るゾーイ。では次は難しいョ。その場で「タテ」

おほほほほ～！出来た出来た♪ 練習の甲斐あってか、「タテ」のコマンドを覚えた（と思われる）ゾーイ。その場でただ立ち上がるだけ、というのは教えるのが難しかった。

そうやねえ。ポツポツっと雨が降ってきたねえ。

雨に濡れちゃったねえ～。でも気にしない気にしない。ゾーイにはナイショやけど、散歩の後にシャンプーする予定やからね。ゾーイは嫌がるから内緒内緒。

ところが、散歩が終わったとたんにゾーイの顏から笑顔が消えたん。

お家に帰ってきたら、なんだか元気がないゾーイ。あれ？シャンプーのこと気づいたかもしれん。「ゾーイ、足洗いにお風呂場に行こうか？」（ウソ）

お風呂場に・・・、と声をかけたらゾーイは逃げるようにクレートに入ってしまった。何かを察しているのかも。「ゾーイ、お風呂場に行くよ！」と何度も声をかけるんやけど、ムッツリした顔して動かないゾーイ。

クレートの中でウダウダしているゾーイをつくしさんが上手にお風呂場まで誘導してくれるん。ゾーイは単純やから、つくしさんの誘いにホイホイと乗ってしまうんよね。

とりあえず先につくしさんのブラッシング。つくしさんはブラッシング愛好家なので、自分から進んでお風呂場に入ってくるんよ。

脱衣所から廊下を覗いてみたら・・・。ゾーイが少し離れた場所でお風呂場の方を気にしながら待ってるん。「つくしさんのブラッシング終わったョ。ゾーイさん、気軽に足でも洗いましょうョ～」（ウソ）

まあ、足を洗われる程度ならいいか・・・、とお風呂場に近づくゾーイ。だけど！？

あ！やっぱり気付かれた！いつもゾーイをシャンプーする時、私は裸なんよ。だって服が濡れるんやもん。手にワンコ用シャンプーを持ってたのもマズかったかな？

シャンプーされると知ったとたんにゾーイはそそくさと脱衣所から離れて行ったん。やけど勝手に階段を下りてリビングに行かんの。シャンプーは嫌やけど自分のワガママは通らんと知ってるんよね。普段はおバカな事をするゾーイやけど、こういう時は私の言う事を無視しちゃアカンと分ってるん。賢くなったなあ。

「おいで～。ササッとシャンプー終わらせようや～！」とまっ裸でゾーイに呼びかける私。なんとかシャンプーを避けられないかと、こちらの様子を伺うゾーイ。ゾーイは勝手に階段を降りたら私が怒ると思っているので、動かない。だけど、お風呂場には来ない。

固まってしもた。結局、私に根負けしてシャンプーされちゃったゾーイは主人が仕事から帰ってくるまでずっと仏頂面。

先日散歩中にすれ違ったどこかのおばあさんから「綺麗な犬やねえ～。」って褒めてもらったやん？ゾーイ喜んでたやん？だからさ、ゾーイは顏が怖いんだからさ、せめて毛並みぐらいはシャンプーしてレイキレイにしてたほうがいいやん？