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ピンポ~ンの練習してるんやけど。

ピンポ~ンは卓球の事じゃないんよ。ゾーイには少し困った癖があるん。それは玄関のインターホンが鳴るとワオ~ン大きな声で吠えて興奮しちゃうことなん。吠えるのは1~2回だけで、興奮して吠え続けるのではないので私は凄く困ってる訳じゃない、が、やっぱり吠えて欲しくない。だから最近インターホンが鳴っても吠えないようにする練習を始めたん。

練習を始める前になぜゾーイが吠えるのか考えてみたん。インターホンの音が怖いから?違うなあ。ゾーイはどうやらピンポ~ンが鳴ると「誰か来たよ~!」と私に教えてくれてるらしい。さらに「私のお気に入りのアノ人が来たのかも!」と興奮しちゃうんよね。今まで3年間ピンポ~ンに反応して吠えるゾーイをすかさず「駄目!」と叱ってきたけど、全く効果が無かった。ゾーイにしてみれば「誰か来たよと教えてるのに叱られるなんて納得できない!」って事やったと思う。そこで「ピンポ~ン鳴っても特に何も起こらない」状況を作り、「じゃあ吠えなくてもいいんじゃない?」ってことをゾーイに納得してもらう作戦を立ててみたんよ。

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練習初日。私が目の前でインターホンを鳴らすとワオ~ンと吠えるゾーイ。フィービーはインターホンの音に反応しないけど、ゾーイの鳴き声に「何?何が起こってるの!?」と興奮しちゃう。ゾーイが吠えても無視してインターホン鳴らすこと数回目、ゾーイが吠えなくなったら褒めておやつをあげる。犬の集中力の持続時間はとても短いらしい(一説には5分とか)ので、この練習は5分ほどで終了。これを私が気が向いた日にやってるん。

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3回目の練習。ゾーイを玄関に呼ぶとなぜかつくしさんもついてくる。そして野次馬のフィービーも玄関までやってるん。

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つくしさんは玄関の扉が開くのを狙ってる~。

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つくしさんを追い払って練習開始。

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つくしさん、さりげなく戻ってくるし~!

私がインターホンを鳴らすとゾーイは小さい声で「ウォン」。さすがに練習3回目ともなるとゾーイもなんとなく状況をわかり始めたらしい。さらに1~2回インターホンを鳴らす。ゾーイはすぐに反応しなくなったので、

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「吠えないんだね、いい子だね」と褒めてご褒美のオヤツをあげる。なぜかフィービーも御相伴にあずかる。私が考えるこの練習のポイントは、1回の練習は5分ほどにして犬が飽きる前にやめる。練習は毎日やらなくてもいいが気長に構えて長い期間をかける、なんよ。この練習以外にも、思いついたときに「玄関を通る時にわざとインターホンを鳴らす」のもやってるん。

インターホンの音に吠えさせない練習を始めて半月、効果のほどは・・・まだイマイチ。練習の時はほぼ吠えなくなったゾーイやけど、宅配の人がインターホンを鳴らすと吠えちゃう。実際宅配が来たときは私が慌てちゃうからそれもアカンのやろうけどね。今まで3年間も培ってきた癖をやめさせようとするんやから、そんな簡単にはいかんよね。これからもこの練習を手をかえ品をかえ工夫して続けて行こうと思ってるん。